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世界にひらかれたBONSAI新時代の旗手。盆栽師 平尾成志氏世界にひらかれたBONSAI新時代の旗手。盆栽師 平尾成志氏
平尾成志氏

揺るぎない信念を胸に、独自の手法で盆栽の魅力を世界に発信する気鋭の盆栽師、平尾成志(ひらお まさし)さん。“盆栽の聖地”とも呼ばれ、世界大会も開かれる埼玉県さいたま市内に自身の盆栽園「成勝園」を構えます。「盆栽の形式美をちゃんと伝えていく人間でありたい」という思いを胸に、ライブパフォーマンスや技術指導などで訪れた国は20余り。その作品の美しさは文化も言葉も飛び越えて称賛の的となってきました。

まさに盆栽の新時代を担う平尾さんが新たに挑んだのは、陶芸作家たちとの“競作”。「盆栽は本当に追求していくと、鉢に対してどういう木が合うかを探していくようになる。その中で陶芸作家さんたちのアイデンティティーを大事にしながら、そこに自分の表現方法を入れていくという考えでした」と話します。

ワークショップ

「成勝園」では、自由に楽しんでもらうためのワークショップも開催。海外の観光客からも人気を集めている。

鉢の個性に合わせ、植え付けの構成を一つひとつ練りあげていったという平尾さん。手元に届いた鉢はいずれも、陶芸作家たちからの「挑戦状だと思った」といいます。

「陶芸作家さんからのとてつもなくメッセージ性の強い鉢が届きまして、これは僕からすると“挑戦状”だなと。ここから本気を出しあって、ぶつけあって、新しいもの、良いものができると思う」と受け止め、鉢がよりよく見える植え付けを意識したとのこと。

「まずは考え過ぎず、鉢を眺めさせていただきました。歩み寄るのが一番。繊細なものを皆さん作られているので、“ああ…いい仕事しているな”と思いました」

試行錯誤を重ねながら、盆栽の新たな地平を切り拓いていく平尾さん。今の目標については、「どうすれば盆栽を使って人を喜ばせることができるか、満足していただくかを追求していくこと。そして2020年には東京五輪が開催されるので、その時に盆栽パフォーマンス披露したい」と語ります。

そんな平尾さんと陶芸作家たちによる盆栽展は、初めてふれる人でも楽しめる作品ばかり。期間中には、平尾さんが直接アドバイスするワークショップも開催します。これまでのイメージとは一線を画すBONSAIの新しい魅力を、ぜひこの機会にお楽しみください。

鉢

野趣あふれる栗の木と、モダンなオブジェのような鉢が、得も言われぬ美の調和を生み出している。

平尾成志 BONSAI × 澤田勇人 赫跡器
平尾成志 BONSAI × 戸出雅彦 色絵黒模様盆栽鉢

大陸から伝わり、日本固有の美意識によって発展を遂げた盆栽。その奥深い魅力を世界に発信する気鋭の盆栽師、平尾成志氏と人気陶芸家がコラボレートした作品を展覧します。モダンアートのような鉢のデザインと、個性豊かな木の美しさが調和した、新しい盆栽の世界をお楽しみください。

a.平尾成志 BONSAI × 澤田勇人 赫跡器 24,570

長寿梅・黄金シダ、推定樹齢:約5年、高さ約18cm

b.平尾成志 BONSAI × 戸出雅彦 色絵黒模様盆栽鉢 98,010

赤松、推定樹齢:約25年、高さ約74cm

盆栽師 平尾成志氏

盆栽師 平尾成志氏

人気陶芸家による鉢の数々

人気陶芸家による鉢の数々

EVENT

~KOGEI meets BONSAI~
平尾成志と陶芸作家たちによる芸栽

■5月14日(月)~22日(火)
■本館6階 美術工芸サロン

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